◎市長(
上田清君) 3番
林議員の御質問に
お答えをいたします。 本市の
地域自立支援協議会では、
障害者の就労や生活を支援する取組を極めて積極的に進めていただいております。目指すのは
障害者の自立と
社会参加ということであり、
就労支援のための
職場実習や
企業訪問活動は大変有意義であり、
関係者の御努力に、あるいは御協力に感謝を申し上げたいと思います。 議員お述べのとおり、本市においては、特に
昭和工業団地、あるいは商工会、さらには
農業団体との連携も非常に大切なことであるかと思います。数年前に見学をしたことを思い出していますが、奈良市のほうから移転した積水は
知的障害者の雇用に大変力を入れておられまして、少し古いデータですが、6年ほど前の数字では 190名の社員中61名の雇用ということであります。
知的障害者の方々の雇用なんですけれども、そのきっかけというのが、今から十数年前に、奈良市で創業の頃ですけれども、
養護学校の先生から
職場実習の依頼があったそうです。これに対して、
養護学校を訪問し、交流が始まった。そのことが
障害者の雇用につながったようですけれども、最初の
採用計画を社内で話をしたところ、全く評価をされなかったということであります。 理解を得るためにはやっぱり時間がかかるし、そして、具体的なそういう人の交流があってこそ初めてマッチングは成功するんではないかなと改めて感じているところであります。具体的な活動を通してこのマッチングを行う、その意味でも、この
就労部会を中心に、私どもも、この作業が進むことを念頭に積極的に支援をすることができたらというふうに思います。改めて思いますが、
障害者雇用に対するやっぱりお互いの理解というものがさらに進まなければ、なかなかマッチングというのは実際には実現しないのかなと、そういう実感でございますので、ぜひ努力をしていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 改めまして、おはようございます。 今日3月19日からは、市の
ホームページがリニューアルされて配信をされると、あわせて、スマート版の
ホームページも配信されるということです。振り返りますと、2014年の3月定例議会で私のほうから提案をさせていただいたときには、リニューアルしたばかりなのですぐにはできないと言われました。それから7年たち、いよいよ今日からスマートフォン版の
ホームページが配信をされると、今、本当にスマートフォンをお持ちの方がたくさんいらっしゃる中、また、情報を収集するのにスマートフォンを利用される方がたくさんいらっしゃる中で、市の
ホームページがそのような形になったこと、非常に喜んでおります。また、これからも、スマートフォンで情報を収集する方はたくさんいらっしゃいますので、行政のほうからも様々なきめ細かな配信をしていただくように、よろしくお願いをいたします。 それでは、議長のお許しをいただき、
一般質問をさせていただきます。 今回は、
コロナ禍での課題について取り上げました。通告に基づき、一問一答方式で質問を行いますので、御答弁よろしくお願いをいたします。 まずは、新型コロナウイルスワクチン接種についてをお聞きします。 日本国内では、2月17日から国立病院などの医療従事者を対象にワクチン接種事業が始まりました。そして、今では、各都道府県のコロナ患者に接する医療従事者を対象にワクチン接種が実施されています。この各都道府県の医療従事者に対する接種事業は、県が主体で行っていますが、県だけでは対応ができず市町村に協力が求められています。 そこで、お聞きしますが、本市では何人の医療従事者がワクチン接種を希望されているのか、そして、そのワクチン接種はどのような形で行うのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 5番村田議員の御質問に
お答えをさせていただきます。 医療従事者の新型コロナワクチン接種についてでございますが、市内医療機関の医療従事者のうち、接種を希望される方はおよそ 2,500名ほどおられます。そのうち、従事者数の多い病院等につきましては、それぞれの病院にて接種していただき、小規模の診療所や歯科診療所、薬局、訪問看護ステーション等の従事者約 1,000人につきましては、保健センターにおきまして集団接種を行ってまいります。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 本市での医療従事者は、約 2,500人がワクチン接種を希望されており、従事者数の多い病院等では、それぞれの病院で、それ以外の約 1,000人の方は、保健センターにて集団接種で行うとの御答弁でした。 それでは、医療従事者向け集団接種会場となる保健センターでの医師、看護師などの人数及び体制はどのように計画されているのか、そして、医師、看護師への費用弁償も決まっているのかお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 保健センターでの医療従事者向け接種につきましては、現在ワクチンの入荷数が未定の中ではありますが、市医師会に委託をしまして、1日当たり 200名を、合計5日間で接種を行う計画でございます。1日5列でワクチン接種を行う体制で、医師8名、看護師10名前後のほか、受付、誘導、案内などを行う事務職員を加えた体制での実施を予定しております。なお、委託の金額につきましては、現在、医師会と調整を行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) ファイザー社のワクチンを保管するための超低温冷凍庫、いわゆるディープフリーザーが2月22日、保健センターに1台納入されたと
大和郡山市LINEで知りました。ただ、ファイザー社のワクチンは、1箱約 1,000人分単位で運送されるとのことですが、保健センターで受け取り、そこから接種医療機関へと運搬するための人材や保冷庫などの運搬体制については、2月10日の臨時議会では検討中とのことでしたが、現況をお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) ワクチンの搬送についてでございますが、市内の業者に委託をしまして、接種医療機関に保冷バッグによりワクチンの小分け配送を行うべく、現在調整を行っているところでございます。ワクチン接種に向け、支障を来さないよう万全の体制で臨みたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 保健センターでワクチンを小分けし、市内業者に保冷バッグの用意と配送を行っていただくように検討しているとの御答弁でした。市内業者の確実な確保をお願いしておきます。 市内の65歳以上の高齢者は、約2万 9,000人在住しており、ワクチン接種は、かかりつけ医による個別接種で行うと2月10日の臨時議会で確認しました。現在、一度に約2万 9,000人分のワクチンが入荷できないと予想され、昨日の乾議員の質問の御答弁で、65歳以上の高齢者のうち、高齢
者施設の入所者から接種を開始するとお聞きし、情報が右往左往する中、市の柔軟な対応に敬意を表します。 また、
上田市長の確かな情報を速やかに配信していくとの御発言どおり、昨日の
大和郡山市LINEにおいて、65歳以上の高齢者のうち、高齢
者施設の入所者から接種を開始することと、混乱防止のため、ワクチン接種券は接種開始にできる限り近い時期に配信していくとの、市民の皆様が気になっている情報を配信され、これからも市民の不安を払拭するため、きめ細かな情報配信をお願いいたします。 それでは、65歳以上の高齢者でかかりつけ医のいない方など、保健センターでの集団接種を受ける場合は、先ほどの医療従事者のように、医師8名、看護師10名前後で対応しながら集団接種を行うのか、その点をお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 65歳以上市民向けの集団接種についてでございますが、現在、市内医療機関において実施可能な個別接種の件数をまとめているところでございます。おおよそ40か所前後の医療機関になると想定をしております。このような件数と対象者の数、そしてワクチンの供給状況を踏まえまして、集団接種の日時や回数などについて、現在医師会と協議を行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 65歳以上の市民向け集団接種体制といえども、全てワクチンの供給状況に関わってくることであり、対象者の数もはっきり分からないと、集団接種の日時、また回数なども決められず、現在医師会との協議中との御答弁でした。 そんな中ではありますが、保健センターでの市民向け集団接種が実施されれば、空き状況が気になりますが、これは日々、市民の皆様に提供していただけるのかどうかお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 集団接種会場での空き情報についてでございますが、インターネット上で市民の方が空き状況を随時確認できるよう、国によりシステムの構築が進められているところでございます。本市においても、そのシステムを活用してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 国が構築を進めているシステムを活用すれば、インターネット上で随時、空き状況を確認することができるとの御答弁に大いに期待をしております。 さらに気になることは、ワクチン接種を予約したが、その日を忘れてしまわないかということです。このことについては、3月4日、参議院予算委員会での公明党西田まこと議員が、イスラエルでは、予約した人へ前日、当日にメッセージを送っている。こうした体制づくりに必要な財政支援は惜しむことなく投入すべきだとの要望に、河野ワクチン接種担当大臣が、前日にリマインド、再通知するシステムを提供している企業と多くの自治体が契約している。そうした費用の一切は国が負担する。自治体は必要な
サービスを受けていただきたいとの答弁がありました。本市でも、前日にリマインドするシステムを提供する企業と契約を結んでいるのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 現在、本市が業務委託をしておりますコールセンターにおいて採用している予約システムでは、メールやLINEにより受付をしたものについては、接種日前に接種日をお知らせするメールの配信が可能となっており、それを活用する予定をしております。電話で予約された方につきましても、事前に予約日確認の電話をする等の対応を検討しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) ワクチン接種予約をメールやLINEで行った場合は、接種日前に接種日のお知らせのメールが配信されることが可能であり、電話で予約した場合は、事前に予約日確認の電話をする対応を検討されているとの御答弁でしたが、ぜひ実現していただくように強く要望いたします。 次に、2回目の接種の予約はどのように行うのか、また、3週間後に2回目の接種が受けられなかったとき、市民側及び医師側で、それぞれどのような対応になるのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 2回目の接種の予約につきましては、1回目接種の際に併せて予約をする方法と、1回目接種が終わってから予約をする方法が考えられますが、個別接種は、各医療機関それぞれのやり方で、集団接種は、1回目接種の際に2回目の予約を取っていただく方向で検討をしております。3週間後に本人の体調不良等により2回目の接種を受けられなかった場合でございますが、市民の方におかれましては、再度改めて2回目の予約を取っていただくことになります。国において、3週間後、速やかに接種するよう示しているところであり、体調不良による接種の可否については、個別のかかりつけ医に御相談をお願いするところでございます。また、医療機関におきまして、接種できない方が発生した際に、別の方にお声かけいただくなど、ワクチンが無駄にならないよう努めていただくことをお願いすることとなっております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 2回目の接種の予約は、かかりつけ医での個別接種では、その医療機関のやり方で予約を行い、集団接種では、1回目の接種の際に2回目の予約を行う方向で検討されているとの御答弁でした。また、3週間後に2回目接種が受けられなかった場合は、改めて2回目の予約を取ることになり、医療機関におかれましては、別の方にお声がけをするなどワクチンが無駄にならないように努めていただくとの御答弁でした。2回目の接種がスムーズに、そして効率的に進められるよう要望をいたします。 次に、保健センターでの集団接種会場への移動手段がない方への対策についてお聞きします。 昨日の丸谷議員への御答弁では、バス等の運行ができないか、現在検討されているとのことですが、バスでは、停車するための広いスペースが必要になり、限られた場所になります。その点、小さなスペースで小回りの利くタクシーはとても効果的であると考えます。茨城県水戸市では、タクシーの初乗り運賃を賄える券を2回接種往復の4枚を提供する。ただし、災害時の避難が難しい高齢者や
障害者を登録している避難行動要支援者名簿のうち希望者を対象とする施策や、静岡県静岡市ではタクシー運賃の割引を検討されているとのことですが、本市では、タクシーによる送迎は検討されていないのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 本市におきましては、できるだけふだんかかりつけの身近な医療機関での接種ができるよう、準備を進めているところでございます。その点も踏まえまして、また、タクシーによる送迎につきましては、新型コロナワクチン接種体制確保事業の国庫
補助金の対象となっていないこともございます。集団接種の会場につきましては、バスの運行を検討しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) タクシーの送迎は、国の
補助金の対象外のため検討されていないとのことですが、バス乗り場まで行くのが困難な方もいらっしゃいます。河野大臣は、コロナ対策のため必要な費用は全て国が面倒を見ますとも明言しています。常に国の情報に注視するとともに、市単独の事業としてでもタクシーの送迎を検討されることを強く要望いたします。 次に、ワクチン接種を受けるのに不安はできるだけ払拭するべきであると考えますが、3月1日から開設されたコールセンターへの問合せは、現在何件あり、どのような内容が届いているのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) コールセンターへの問合せ状況についてでございます。問合せの件数は、昨日3月18日までで累計93件ございました。その内容としましては、クーポンの配布時期及び接種開始の時期について、さらには、基礎疾患をお持ちの方から接種の可否についてや、かかりつけ医が市外にある場合の接種方法の問合せなどが主に寄せられているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 問合せ件数が昨日3月18日までの累計で93件とのこと、そして、内容は、クーポンの配布時期や接種開始時期、基礎疾患をお持ちの方からの接種の可否、そしてかかりつけ医が市外にある場合の接種方法との御答弁でした。 それでは、その内容の一つ、かかりつけ医が市外の人はどこで接種するのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、基本的には住民票のある市町村で接種をするということとなっております。しかしながら、基礎疾患をお持ちの方が主治医の下で接種する場合は、市外医療機関での接種が可能ですので、主治医の方に御相談をいただくこととなっております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) コールセンターでは、かかりつけ医が市外の人には、市外医療機関での接種が可能なので主治医と御相談していただくようにと返答されていると聞き、安心しました。ネット上のデマ情報などに惑わされないためにも、ワクチンの有効性、安全性に関する情報の周知、副反応に関する専門家の評価と情報をその都度発信していただくよう強く要望いたします。 さらに、本市として、高齢
者施設の65歳以上のワクチン接種から始まり、全ての市民の方々が安心・安全に、円滑に、そして公平公正に、確実に接種事業が進められるよう、
関係者の皆様には大変御苦労をおかけしますが、よろしくお願いをいたします。 次に、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種についてお聞きします。 高齢者向け肺炎球菌ワクチンは、新型コロナウイルスに感染した人が細菌性肺炎を併発し、重症化するリスクを減らすと言われています。世界保健機関(WHO)も、肺炎球菌を含む呼吸器疾患の入院を予防することで、医療機関がコロナ患者をより多く
サポートできるとして接種を推奨しています。 本市では、
コロナ禍の中、接種者が減少しているのではないかと危惧しますが、コロナ前と
コロナ禍での、接種人数と市民の負担金の比較をお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 高齢者肺炎球菌予防接種についてでございますが、接種者数は、令和2年度は1月末現在で 811人、令和元年度は同じ時期で 721人、年度全体では 919人でございました。また、市民の方には、原則として 3,000円の自己負担をしていただき、
生活保護等の方につきましては公費負担しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 本市での高齢者肺炎球菌予防接種の接種者数は、令和2年度1月末現在で 811人と、前年度と同じ時期で比較すると90人の増加となっており、高齢者肺炎球菌予防接種については、本市では関心が高いと感じました。 ただ、将来を見据え、ウイズ
コロナ禍においての重症化リスクを減らすための重要な取組として、昨年のインフルエンザ予防接種の65歳以上は無料などのように自己負担を下げるなど、肺炎球菌ワクチンの接種補助制度をさらに進めるべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君)
富田福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(
富田豊君) 高齢者肺炎球菌予防接種の自己負担につきましては、
生活保護世帯及び住民税非課税世帯は、現在においても自己負担金は無料となっております。高齢者肺炎球菌予防接種に係る低所得者の方への支援策につきましては、現状にて実施していきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 本市としては、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種への補助制度は現在考えておられないとのことですが、市長の
施政方針にも掲げられています高齢者のフレイルを真っ先に考えておられるのであれば、接種率向上のための何らかの策を打っていただくよう強く要望いたします。 次に、献血についてお聞きします。 昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大で、献血協力者の安定的な確保が難しくなっているとの報道を耳にしますが、本市が関わる献血バスによる献血の年回数、開催時間、そして献血者数について、ここ3年間の推移をお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君) 八木
総務部長。 (八木謙治君登壇)
◎
総務部長(八木謙治君)
市役所での献血につきましては、病気や事故で輸血を必要としている方のため、また健康管理の一環として、市民や市職員を対象として、奈良県赤十字献血センターが
市役所を会場として実施しているものでございます。過去3年間の
市役所での献血の実施状況は、平成30年、令和元年、令和2年とも4月、8月、12月の年3回、時間につきましては、いずれも午前10時から午後4時まで実施いたしております。献血者数といたしましては、平成30年は、4月が45名、8月が55名、12月が53名の計 153名、令和元年は、同様に40名、43名、55名の計 138名、令和2年は、36名、35名、44名の計 115名となっております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君)
市役所を会場としている献血状況は、令和2年度で 115名、令和元年度で 138名、平成30年度で 153名で、新型コロナウイルスが発生する前後では減少していることが分かりました。この減少した理由はどのように分析されているのか、お聞かせください。
○議長(
東川勇夫君) 八木
総務部長。 (八木謙治君登壇)
◎
総務部長(八木謙治君) 令和2年の献血者数につきましては、過去2年と比較すると、1回当たり5名から10名程度減少しております。減少の理由としましては、
コロナ禍での実施であったことに加え、新庁舎建設工事の影響で、従前、実施場所としていました
市役所西玄関前が使用できなくなり、実施場所を
中央公民館駐車場へ変更したことにより、来庁者や本庁職員の献血者数が減少したことが主な原因であると考えております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 減少の理由に、
コロナ禍での実施であったということに加えて、献血場所の移動が考えられるとの御答弁でした。確かに敷地内から道路を渡るとなると煩雑であると感じてしまいます。 しかし、
大和郡山市には赤十字血液センターがあります。安定的な献血確保のため、市を挙げてさらなる積極的な働きがけが必要と考えます。献血者増加に向けた今後の対策についてのお考えをお聞かせください。
○議長(
東川勇夫君) 八木
総務部長。 (八木謙治君登壇)
◎
総務部長(八木謙治君) 献血者数の増加に向けた今後の対策としましては、従前より実施している市広報紙「つながり」への掲載、ポスターの掲示、チラシの配布や当日の庁内放送による案内に加え、奈良県赤十字献血センターや
大和郡山市赤十字奉仕団とも連携し、広報活動に努めてまいります。また、献血実施当日に献血者数が伸び悩む場合においては、庁内放送の追加や
市役所本庁職員への積極的な案内などを実施してまいりたいと考えております。 加えて、奈良県赤十字献血センターによる徹底した感染症対策の下、安全に献血が実施されている点についても積極的に広報し、安心して献血に御協力いただける環境づくりにも努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 献血ができる主な場所は、献血ルームと献血バス、
コロナ禍のため、あちこちのイベントや企業のバスによる集団献血が中止をせざるを得ない状況が続き、献血量が減少していますが、
コロナ禍でも災害は待ったなしでやってきます。平時からできることは行っていくべきだと考えます。 先ほども言いましたが、ここ
大和郡山市には赤十字血液センターが設置されています。どうか従前より実施している対策に加え、奈良県赤十字血液センターや
大和郡山市赤十字奉仕団とも連携し、広報活動に努めていただくとともに、献血当日、伸び悩んでいる場合には、庁内放送の追加、また
市役所本庁職員への積極的な案内などを実施してまいるということでございますので、ぜひ行っていただきたいなというふうに思います。赤十字血液センターの徹底した感染症対策の下、実施されているということも積極的に広報していただきながら、随時、献血に取り組んでいただくよう強く要望をいたし、私の
一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(
東川勇夫君) これをもって
一般質問を終結いたします。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 本日はこれをもって散会いたします。 次回は22日午前10時より会議を開きます。 本日はどうも御苦労さまでした。 午前11時1分 散会...